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老後の人生をより良くする為に、確定拠出年金について、知ってみませんか??
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思いっきり間が空いてしまいました。。。
どうも、スイマセンm(__)m

前回、メリットの2回目では、主に税制上で優遇があることを、
お話させていただきました。

まずは、運用しているときに、運用で出た利益に対して課税
されないこと。
そして、受け取るときも税金が優遇されることです。
前回は、眠くなっちゃいましたよね(笑)

では、今回はそんな素晴らしい確定拠出年金のデメリットに
ついてです。

1、運用のリスクを加入者が負担

一番のデメリットは、運用のリスクを加入者が追うことです。

今までは、私たちの年金(厚生年金基金や退職一時金)は、
会社が運用していました。
それなので、会社が運用に失敗しても、私たちの受取額自体
は変わらず、その損失は会社が負担していました。

しかし、これからは、会社から与えられた将来の年金を自分
で運用する
ことになります。
「え~、投資なんか分からない!!」と言う、悲鳴が聞こえて
きそうです(笑)
自分の将来のライフプランにあわせて、そのライフプランに合
ったリスク考えてください。

リスクを抑えた運用をしますと、元本割れの可能性は低くする
ことは出来ますが、期待していた資産額まで持っていくとが出
分かりません。
会社は、一切援助してくれませんので、その点は注意してくだ
さいね。

2、途中で引き出しが出来ない

確定拠出年金は、老後の生活保障のための制度なんです。

今までの企業年金や退職一時金は、「辞めたときに引き出す」
とか、「独立資金に当てる」とか、途中での引き出しが認められ
ていました。

しかし、確定拠出年金は、途中の引き出しが認められていませ
ん。
今までの、年金制度とは、ぜんぜん、違いますので注意してく
ださいね。

但し、
①資産額が1万5千円以下の個人別管理資産について
②加入期間3年以下、資産額50万以下
の場合は、特例として、途中の引き出しが出来ます。

ただ、このとこは、老後の資金が保証されるので、その点では
ある意味、メリットかもしれませんね(笑)


メリットとデメリットを見てきましたが、なんとなく確定拠出年金
ってどんな感じなのか、大枠はイメージ出来ましたでしょうか??

次回は、ちょっと企業側から見たメリットデメリットを見てみたい
と思います。
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前回に引き続き、確定拠出年金のメリットについて、お話していきま
す。

前回のメリット覚えておられるでしょうか??

・・・・。
・・・・。
・・・・。

大丈夫でしょうか(笑)

1つ目は、仮想の口座を作るので、企業が倒産しても年金は守られ
ることでした。

そして、2つ目は、ポータビリティーという持ち運びの制度がありまし
た。
これにより、転職時に自分の年金が減らされてりする事がなくなった
んですね。

では、今日のメリットに行きたいと思います。
今日のお話は、眠くなるかもしれません(笑)


1、運用益の非課税

自分の仮想口座に入れられた積立金を運用していくわけですが
、そこで発生した運用益は非課税の扱いを受けます。

通常、自分で株式や投資信託などを買って、資金を運用しますと
その運用益には、税金が掛かってきます。
私が知ってる限りでは、源泉徴収額に対して、所得税が7%,住民
税が3%の計10%引かれたような気がします。。。
せっかく、身銭を切って、リスクを負って稼いだお金なのに、ちょっ
と悲しいですね

でも、確定拠出年金の仮想口座で運用した運用益には、税金が
掛からない
んですよ~。
(但し、年金資産に関しては、特別法人税が掛かります。2008年3月末
までは凍結中)
それなので、運用益を丸々また運用に廻せるという、凄い特権が
あるんです!!
これは、資産を増やすビックチャンスなんです!!


2、税制優遇


これは、良く分からないと思うので、「あ~、お得なんだ!!」と
思ってくれれば、良いかと思います(笑)

上記で、運用益については課税されないと書きましたよね。
でも、実際にこの年金をもらうときには、税金が掛かります。

でも、ここで「ちょっと待った」です。

ここでも、税制の優遇があります。

年金で受け取るときは、「雑所得」として「公的年金等控除」があり
ます。
そして、一時金で受け取るときは、「退職所得」となり「退職所得
控除」の対象となります。

↑あ~、なんか訳分からない言葉並んでますね~(笑)

要するに、受け取るときには税金は掛かりますが、色々な控除が
適応されて
、お得に受け取れるんです!!

 

このような感じで、確定拠出年金は、今までの制度と違って、色々
な税金面での優遇を受けているんです。
年金関係は、額が大きいので、この税金面での優遇はとっても大
きいんですよ。

だって、もし確定拠出年金で2000万貯めたとします。
同じく自分で株式で運用して、2000万貯めますと、税金10%掛か
るので、200万が税金で持っていかれてしまうんです。
(注:大まかな話なので、実際はもう少し猶予されます)

大きいと思いませんか??

こんなに、多くのメリットがある確定拠出年金。
では、デメリットは・・・・。
これは、次回にお話いたしますね。

今回も、最後までお読みいただきありがとうございます!!

名前を聞いただけで、難しそうなこの制度。。。
でも、仕組みはそんな難しくはないんです。

まづは、確定拠出年金にすることで、私たちにはどんなメリット
があるんでしょうか??
メリットとデメリットを知ることで、確定拠出年金になじんでいっ
てください
そして、自分にあったプランのイメージが作れるようにしていっ
てください。


1、倒産しても大丈夫!!

今までの退職金制度ですと、企業が倒産とかしてしまったら約束
されていた退職金がもらえない可能性がありました。
それは、約束している退職金の現在までの額を、すべて積み立
てているわけではないからです。

厚生年金基金や適格退職年金は、積み立てた退職金を運用して
います。
今の御時勢のように、運用が上手く行かないと、必然的に金額が
目減りして、積み立て不足になってしまうのです。

その状態で、企業が倒産したら、もちろん退職金を補填する余力
もなく、金額が減ってしまったいました。


しかし、確定拠出年金ですと、企業の拠出した金額は「仮想の個
人の口座」
に入れられます。
なので、企業が倒産しようがどうしようが、その金額が守られるの
が、メリットの1つです。

2、世の中の流行です!!

今の時代、年功序列って崩れてきていますよね。
賃金は、「成果主義だ~!!」とか騒がれていますし、「これから
転職の時代だ~!!」とか、もてはやされていますし(笑)

でも、転職って退職金が減ってしまうの御存知ですか??
もし、転職をしないで退職金をもらうのを100としたら、

転職なし   100%
27で転職   77%
37で転職   52%
47で転職   68%

の、金額になってしまうんです。
これは、年功序列賃金は賃金だけでなく、退職金も年功序列だ
からなんです。
長く勤めていた方が、退職金の金額は右肩上がりに上がってい
くんです。

でも、安心してください。
確定拠出年金には、『ポータビリティー』と言う、ドラえもんもビッ
クリの制度があります。
これは、今の会社の退職金の積立額を、そのまま転職先の会社
に持っていける制度なんです。

これによって、転職をするときに、「退職金の額が減った・・・・。」
と言う、問題が解消されます。
ただ、これをする為には、現在勤めている会社と転職先の会社が
確定拠出年金制度を導入している必要があります。
それなので、持ち運びが出来ない場合がありますので注意を!!

なんだか、とっても良い制度のような気がしませんか??
使いようによってはとっても素晴らしい制度なんですよ。
次回は、引き続きメリットについて話していきたいと思います。


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プロフィール
HN:
ホッシー
性別:
男性
自己紹介:
合格率わずか9%の難関である、社会保険労務士試験の有資格者。
社会保険労務士は、社会保険(国民年金、厚生年金など)や労働保険(労働基準法、労災保険、雇用保険)のスペシャリストです。

また、DCプランナー(企業年金総合プランナー)2級も取得。
DCプランナーは、企業年金やライフプランの設計をお手伝いする、専門家です。

年金関係の情報を分かりやすく生きた形で伝えていきます。
携帯からもどうぞ!!
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