前回に引き続き、確定拠出年金のメリットについて、お話していきま
す。
前回のメリット覚えておられるでしょうか??
・・・・。
・・・・。
・・・・。
大丈夫でしょうか(笑)
1つ目は、仮想の口座を作るので、企業が倒産しても年金は守られ
ることでした。
そして、2つ目は、ポータビリティーという持ち運びの制度がありまし
た。
これにより、転職時に自分の年金が減らされてりする事がなくなった
んですね。
では、今日のメリットに行きたいと思います。
今日のお話は、眠くなるかもしれません(笑)
1、運用益の非課税
自分の仮想口座に入れられた積立金を運用していくわけですが
、そこで発生した運用益は非課税の扱いを受けます。
通常、自分で株式や投資信託などを買って、資金を運用しますと
その運用益には、税金が掛かってきます。
私が知ってる限りでは、源泉徴収額に対して、所得税が7%,住民
税が3%の計10%引かれたような気がします。。。
せっかく、身銭を切って、リスクを負って稼いだお金なのに、ちょっ
と悲しいですね
でも、確定拠出年金の仮想口座で運用した運用益には、税金が
掛からないんですよ~。
(但し、年金資産に関しては、特別法人税が掛かります。2008年3月末
までは凍結中)
それなので、運用益を丸々また運用に廻せるという、凄い特権が
あるんです!!
これは、資産を増やすビックチャンスなんです!!
2、税制優遇
これは、良く分からないと思うので、「あ~、お得なんだ!!」と
思ってくれれば、良いかと思います(笑)
上記で、運用益については課税されないと書きましたよね。
でも、実際にこの年金をもらうときには、税金が掛かります。
でも、ここで「ちょっと待った」です。
ここでも、税制の優遇があります。
年金で受け取るときは、「雑所得」として「公的年金等控除」があり
ます。
そして、一時金で受け取るときは、「退職所得」となり「退職所得
控除」の対象となります。
↑あ~、なんか訳分からない言葉並んでますね~(笑)
要するに、受け取るときには税金は掛かりますが、色々な控除が
適応されて、お得に受け取れるんです!!
このような感じで、確定拠出年金は、今までの制度と違って、色々
な税金面での優遇を受けているんです。
年金関係は、額が大きいので、この税金面での優遇はとっても大
きいんですよ。
だって、もし確定拠出年金で2000万貯めたとします。
同じく自分で株式で運用して、2000万貯めますと、税金10%掛か
るので、200万が税金で持っていかれてしまうんです。
(注:大まかな話なので、実際はもう少し猶予されます)
大きいと思いませんか??
こんなに、多くのメリットがある確定拠出年金。
では、デメリットは・・・・。
これは、次回にお話いたしますね。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございます!!
PR